アイデンティティは自己暗示で書き換えられる!?
🎧ラジオ番組を文字起こしした内容を抜粋して掲載しています。
本編も、ぜひクリックして聴いてみてくださいね♪
▼2023年7月31日(月)放送
※Stand.fmやGoogle podcastsでも配信しています。
■本日のテーマ
みなさんこんにちは。
「おはなし部屋」へようこそ。
本日のテーマは「アイデンティティは自己暗示で書き換えられる!?」です。お楽しみに!
■内容
アイデンティティとは
なんか「自己暗示」とか言ってちょっと不気味なタイトルなんですけど、
内容は全然怖い話ではないのでご安心くださいね。
ゆっくり聞いてってください。
「アイデンティティ」って聞いて、皆さんどんなイメージがありますかね。
wikpediaでちょっと調べてみると、「自己同一性」っていう説明が出てきます。
自分が何者なのかっていうことの存在証明的な概念ということだそうで。
なんとなくは理解できても、言葉として説明するのすごく難しいですね。
子供から大人へ発達する段階での、いろんな葛藤などを経て、自分が何者なのかっていうことを、徐々に理解していく。
そういった段階を経て「アイデンティティ」というものが形成されていくっていうことなんですけど。
まあ、なかなか抽象的な話ですよね。
哲学とか心理学とかでは、まこういった抽象的な概念として使用されることが多いんじゃないかなと思うんですけど、
もっとこう、普段の会話の中で「私のアイデンティティーは・・・」みたいなことを言うとき。
一般的には、組織やコミュニティとかの中での自分の役割。
例えば、
娘としての私 とか、
妻としての私 とか、
こう、役割みたいな意味で使われることが多いんじゃないかなと思うんです。
旧姓のままの「さきぼうアイデンティティ」
去年の冬に入籍をして、半年ちょっと経ちました。
私は職場では旧姓のまま仕事をしています。
結婚したことは人事にも報告をして、一旦、 結婚後の氏名の変更手続きをして、
旧姓使用の手続きをするっていう、
ちょっと行ったり来たりみたいな流れの手続きをしました。
なので、私は職場ではメールも電話も、先輩に呼ばれる名前も、全部旧姓。
仕事をしていると、毎日旧姓で電話口で名乗るし、
メールでも「お疲れ様です。〇〇(旧姓)です。」と文章を打つ。
そうすると、私の中の「私の自分の意識」は、ずっと旧姓の自分なんですよ。
まぁ、そもそもね、私の旧姓と入籍後の苗字がすごく似てるんです。
例えば旧姓が「山田」だったら、結婚後の苗字は「山本」みたいに漢字一文字しか変わってないんです。
仕事で毎日「お疲れ様です。山田です。」
「お世話になります。山田です。」と毎日言っていると、「山田のままのさきぼうアイデンティティ」なんです。
なかなか山本に切り替えられない。
自己暗示で変わる意識
今日のテーマの「アイデンティティは、自己暗示で書き換えられる」っていうところです。
例えば
私は勉強が苦手 とか
私は可愛くない とか
ずっと言ってると、「勉強が苦手なさきぼう」とか「可愛くないさきぼう」っていうアイデンティティになっていく気がするんです。
ずっとそういうことを口で言ったり、耳で聞いたりしていると、ずっとそのままのアイデンティティが継続されていく気がするんです。
自分がなりたい姿がもしあるのであれば、それを自分にシャワーのように言い聞かせていけば、
アイデンティティというか、ありたい姿みたいなのを書き換えられるんじゃないかなと思ったんです。
例えばね、「私は幸せになりたいな」って思うとする。
で、すごく今苦しい状況で、どう転んでも幸せとは言えない状況だったとしますよね。
「私は幸せだ」って言うこと自体が、「絶対ウソ」って理解していても
「毎日幸せなさきぼう」とか「さきぼうは毎日幸せ」って言い続けることで、
意識がどんどん塗り替えられるんじゃないかなと思ったんです。
意識が変わっていくと、行動にも変化が現れる。
るんるんな気持ちになって、今日はお花でも買ってみようかなとか、
お気に入りのワンピース着ていこうかなとか。
まぁ、「アイデンティティ」って言葉を使うと重い感じかもしれないですが、
自分の意識っていうのは、言い換えるだけでかなり塗り替えられるんじゃないかなっていうことを思いました。
旧姓で仕事をする私が、気付いた話でした。
■エンディング
「アイデンティティ」という言葉を使ってしまったので、少し分かりにくくなってしまったかもしれないです。
私が言いたかったことは、もし、自分がなりたい姿があるんだったら、それを嘘でもいいから、自分にどんどん言い聞かせてみようっていう。
そうすると、ちょっとずつ現実が変わってくるかもよっていうご提案でした。
私もポジティブな言葉を最近は使おうと心がけているので、変わっていければいいなと思っています。
本日も「おはなし部屋」に遊びに来ていただいてありがとうございました。
またこのお部屋で会えるのを楽しみにしています。ではまた!