「何を目指してるの?」と聞かれて
🎧ラジオ番組を文字起こしした内容を抜粋して掲載しています。
本編も、ぜひクリックして聴いてみてくださいね♪
▼2023年8月10日(木)放送
※Stand.fmやGoogle podcasts、Amazon Music、Audibleでも配信しています。
■本日のテーマ
みなさんこんにちは。
さきぼうの「おはなし部屋」へようこそ。
今日のテーマは「「何を目指してるの?」と聞かれて」です。
■内容
1人カラオケが大好き
私ね、歌うことがすごく好きで、カラオケがとても好きなんですよ。
一時期、1人カラオケにすごくハマっていて、仕事帰りとか飲み会帰りとかに
ふらっと近所のカラオケに行って、1時間ぐらい歌ってたんですよ。
1人カラオケと言っても、1人カラオケ専用のカラオケではなくて、普通のカラオケ屋さんだから、
日によっては、パーティー会場みたいなすごく広いお部屋に通される時もあったんですけど(笑)
1人で行くと、間奏とかも適当に飛ばすことができるし、次何歌おうかなって、スマホとかも触り放題だし、
人の目も気にせず、すごく気が楽なんですよね。
自分の歌いたい曲を何度でも入れられるし、最高なんですよね。
連続で同じ曲を3、4回入れたりすることもありましたよ。
自分の歌を客観的に聞いてみるように
自分で歌う分には気持ちよく歌えるんだけれど、果たして客観的に聞いたら、私の歌ってどう聞こえるんだろうなって思って、
スマホの録音機能で自分の歌を録音することが多くなったんですよ。
1回のカラオケで何度も同じ曲を入れて、何度も録音したりとかもして。
で、家に帰って聞いてみて、
「ここはもうちょっと伸ばした方がよく聞こえるな」とか
「ここの子音はきちんと発音しないと、何言ってるかわかんないな」とか
歌の自己分析をし始めたんです。
自己分析って言っても、メモに細かく書くとかそういうわけではなくて、
次歌うときはここちょっと気を付けてみよう~ぐらいの程度なんですけど。
そういうことを繰り返していくと、自己満ではあるんですが、少しずつ良くなってくるんですよ。
今まで自分が気持ちいいだけの歌い方だったのが、他人が聞いてもそこそこ楽しめる歌い方になってきたんです。
聞く人の視点を意識するようになると、ちょっと歌い方が変わってきたんですよね。
「何を目指してるの?」という質問
そういうことをボチボチ続けていたところ、ある時同僚と趣味の話とかになって、
「さきぼうさんは休日何やってるの?」と聞かれたので
「1人でカラオケ行って、自分の歌録音とかするんですよ」
と答えてたんです。
それを言うと、「え、何目指してるの?」と聞かれたんです。
こう聞かれたのは一度ではないです。
別に私は歌手になりたいわけでもなくて、ただ、自己分析をして、成長が目に見えて(耳に聞こえて)分かるっていうのが楽しいというだけなんです。
「何目指してるの?」と聞かれて
・実は、のど自慢でチャンピオン目指してるんです
・カラオケで100点取りたいんです
とか、そういう回答を求めてたんですかねぇ。
ついこの間もね、私の職場の先輩で、 筋トレを趣味でやってる方がいらっしゃるんですけれど、
その方に久々に会った方がいらっしゃって、その方が、
「そんな筋トレして、何目指してるの?」みたいなことを、聞いているのにちょうど遭遇したんですよ。
「あ!『何目指してるの?』って聞いてる人がいる!」って。
まぁ、そんなに深い意味もない他愛ない質問だったとは思います。
でも、なんとなく私には「あなたは大学職員なのに、そんなに筋トレして一体何を目指してるの?」みたいな、
「あなたは大学職員にも関わらず」みたいな意味合いが、その質問の中に見えた気がしたんですよ。
そういう風に聞かれて、なんとなく私はさみしくなったんですよね。
なので、私は何か趣味を極めている人に対しては「何目指してるの?」とは聞きません。
あの、私のただの体験談で、全然オチもない話になってしまって申し訳ないんですけれど、
ちょっと最近、そういう質問されてたなっていうのをふと思い出したので、ちょっとお話をさせていただきました。
■エンディング
ちなみに、筋トレをしていらっしゃる先輩は、ボディメイクコンテストみたいなものに参加して
いい成績を残すために筋トレをしているということを教えてくださいました。
「何を目指してるの?」と質問してきた人に対しては、すごく適当に、「あぁ、まぁ、ハハハ」みたいにはぐらかしていたんですよ。
なんとなく、聞き方の問題なのかなと思いました。
「何を目指してそんな筋トレしてんの?」と聞いてきた人に対して、
「実は僕はこういう大会でいい成績を残そうと思ってるんです!」と熱く語りにくいよなぁと思って。
本当にただ知りたいのであれば
「どうしてそんなに筋トレしているの?」とか
「どうして録音してるの?」と聞かれた方が、なんとなく答えやすい気がしました。
今日は、本当にオチもない話なんですけど、お話しさせていただきました。
ではでは、本日もおはなし部屋に遊びに来ていただいて、ありがとうございました。
また、いつでもお部屋に遊びに来てくださいね。ではまた!